将棋-3

49歳11か月で史上最年長名人となった故米長邦雄永世棋聖(山梨県富士川町出身）が東大に進学した3人の兄に触れ「兄貴たちは頭が悪いから東大に行った、私は頭がいいから棋士になった」と言ったと伝えられる米長語録を引くまでもなく、棋界はきらめく才能の集まりだ、その中でデビュー以来の勝率が8割を超え、七番勝負や五番勝負で競うタイトル戦は、14度すべてを制して1度も失敗がないという強さは驚異的です、5歳で祖母から手ほどきを受け、幼年時から鍛えた詰め将棋を得意とし、当初から終盤の強さに定評があった、プロ入り後は、高精度の人工知能（ＡＩ）で研究を重ね、序盤から中盤の構成力にも磨きをかけた。