さすがの知事も不快感

何年も前から気になって注視している話題、

リニア工事、静岡区間の問題。もうすでにJR東海からは当初予定の開業には

間に合わないと公式に発表がありました。国家事業の開業の遅れとは日本では大変珍しいことで

建設に携わる人間として大いに驚きました。この原因はもうはっきり言って静岡県知事です。

昨日も山梨県側のボーリング工事に待ったを掛けました。

静岡県側の水が山梨県側に流れ出る恐れがあるという理由で、国の承諾を得て工事を進めているのに

中止を要請しているのが隣の県知事。

さすがの長崎県知事も不快感と記事にありました。

過去何度かこの件についてはブログにも書きましたが、事の発端はトンネル工事の際、

破砕帯という水を多く含んだ岩盤地帯があることが分かっており、

そこを掘り進めていくと大量の水が流れ出し、静岡県大井川の水枯れを起こす恐れがあるという、

JR東海と静岡は何回もこの件で協議しており、JR側も水は最大限戻すと言っているのに難癖をつけて工事を

させない静岡県。本心は静岡県の山奥を一瞬かすめるだけで静岡には何のメリットもないリニア工事、

工事させる代わりにうんたらかんたらと聞こえてなりません。どう収拾つけるんでしょうか？

因みに現静岡県知事の任期は2025年まであるそうです。