「2014年豪雪」の思い出

１０日朝から降雪、24時間降雪量は山地や東部・富士五湖で４０㎝と予想されている。

２月の雪は怖い。

当地が２０１４年２月の大雪で陸の孤島となった記憶が甦る。

２月１４日夕方～１６日にかけ富士河口湖１４３㎝。

私の場合は、前職の銀行勤務で、２０１４年２月付で八王子へ転勤辞令。

大雪の前の２月９日に電車に飛び乗り家族と別れ単身赴任。

それ以来、道路、電車封鎖で、富士河口湖町へは帰れない。

家族とはメール画像で、状況は伝えてもらえた。

八王子でも除雪が大変、雪の捨て場もなく、生活も不自由。

それにも増して、河口湖の自宅では、朝起きたら玄関の前は雪の壁。

車はもちろん埋まり、除雪は人を通す道ぐらいが精一杯。

自宅からは子どもたちが、雪分け道を作り、徒歩で買い出しに行くも物は無く買えない。

物資がなく、手元にあるもので生活している悲劇。

交通が分断されまさに陸の孤島。

交通が回復し、単身赴任地から帰宅すると、物資が乏しい中、家族の生き抜いた苦労の話を聞くと、

相当悲惨なものだったようだ。

この時期の雪を見るたびに思い出す。