「できもしないことを望む」

「凡人はできることをしないで、できもしないことを望んでいる。」

フランスの思想家のロマン・ロランの言葉だが、

自分にも思い当たる節があるなと思い、戒めとして大切な言葉にしている。

自分を過大評価して、基礎知識や基本的な技術もないままに、

高望みをイメージすることがある。

特に、困難に直面した際、すべきこともしないのに、

大逆転を起こそうとして、かえって混乱を招かせる。

基本もなってないままに、それを超える高みは望めないのは誰でも分かる。

出来る人は、できること、すべきことをしっかりとしたうえで、高みを狙っている。

負けこんで、一発逆転の大勝負の出るにも力量が必要。

憧れを手に入れるには、基本を大切に、できることを丁寧にし続け能力を上げた上で、

さらなる高みを望むことが必要。

努力なしに、高望みは叶わない。

改めて、戒めとしたい。