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スタッフブログ
工務部 杉崎部長
社内の引っ越し作業がもうじき完了します。
片付け等も進む中、懐かしい図面を目にすることが出来ました。
この会社に入って間もないころ、公共工事の現場に出向した時の図面でした。
色々な記憶がよみがえりました。会社に入って間もなく、○○工業とJVで現場やるから
行ってくれと言われ、JVってどこの会社だ?なんて思いながら訳も分からず行った先は
町の老人たちが安らげる温泉と休憩施設の現場です、住宅とはかけ離れた現場でした。
やっと住宅建築がわかりかけた頃、突然地下一階、地上鉄骨造二階建て、露天風呂二か所
の現場に行くことになり毎日不安と恐怖の中現場へ向かいました。
ちなみにJVとはジョイントベンチャーの頭文字で大きな現場になると数社が集まり共同企業体として
建物を作っていきます。そこの社員として働く訳です。
鉄骨のての字も知らない自分は、毎日職人の手元、型枠屋の親方にはパイプをもって走らされ
左官屋にはモルタルを練らされ、ブロック屋にはブロックを運ばされ、溶接しては手をやけどし、
足場もあちこちに組みました。
毎日目まぐるしく走り回り、監督業とは程遠かったですけど知識が無いの私には出来ることは
掃除と手元ぐらいしか当時は有りませんでした。20代だからできた事です。その時の所長には
感謝しています。今でも教わったことは頭に残っています。JVに来た若いのが何も知らないので
大変苦労したことと思います。辛抱強く使ってくれました。
その後も大型物件には何度か携わることが出来ました。最初の経験が役に立ったのは言うまでもありません。
今思えばこの自分のやり方が正解だったとは思いませんが必死に毎日過ごしたからこそ
経験として役に立っています。
工事完成間際、試運転と称してみんなで露天風呂に入り、外から丸見えという事に気づいたのは
今でも笑い話として鮮明に覚えています。その後追加工事で塀を作り無事完成となりました。
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