庶民の夢

元日の夜から二日の朝にかけ見る夢を「初夢」といいます。

縁起の良い初夢の内容として広く知られている「一富士、一鷹、三なすび」は、江戸時代に庶民の間で広がったとされ、これらが夢に現れると運気が上昇するといわれています。

夢で運気を占う背景には、平和で豊かな暮らしたいという、庶民の切なる願いが込められているのでしょう。

諸説ありますが、「富士」は、富士を＜無事＞とかけ、無事に過ごせる、

「鷹」は、素早く獲物を捕まえる姿から、チャンスを掴める、

「なすび」は、財や子孫繁栄を成す野菜だからという説が有名です。

「経営の神様」といわれたパナソニックの創業者・松下幸之助は、運や運気を研究し、運気上昇の鍵は、

「素早さ」にあると講演の中で話しています。

運気を上昇させるには、常に朗らかで、仲良く、喜んで働くことに取り組むことが大切でしょう。

素直さを追求して運気を上昇させ、平和で豊かな人生を掴みましょう。