運のいい人

パナソニックの創業者で「経営の神様」と言われる松下幸之助氏は、面接の最後には

「あなたは運がいいですか」聞いていたというエピソードがあります。

そして「運が悪いです」と答えた人はどんなに優秀な人でも採用を見送り、

「運がいいです」と答えた人を採用するようにしていたそうです。

しかし、松下氏が見ていたのは、「宝くじで当たる」というような稀に起きるような強運持つ人ではありません。

その人が前向きに物事を受け止められるか、ひいてはその人自身が運命を切り開ける人間なのかどうかを見ていたのです。

では、運命を切り開くためにはどうあればいいでしょうか。

まずは、松下氏が見ていたように、物事を肯定的に受け止めることです。

困難と思えることも＜成長の糧＞として受け止め、為すべきことは為せば、実態は好転します。

そして、直感を大切にし、気づいたことは後回しにしない行動力と、一度決めたことは終始貫き通す精神力を身につけましょう。

そうすれば、運のみならず人の好意も引き寄せられるはずです。