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スタッフブログ
総務部 流石部長
5月26日、山中湖・河口湖・富士吉田・富士吉田西ロータリークラブの合同例会が開催され、
「科学と社会貢献」と題して、ノーベル医学生理学賞受賞した北里大特別榮譽教授の
大村智さんの講演が行われた。
大村さんが開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」の開発秘話や新型コロナウイルスの治療薬として
期待されている理由等興味深く伺った。
講演の中で私が特に興味を持ったのが、
「人を育てることで研究も育つと考えている。この姿勢が研究の基本だと思っている。」と、
後進の育成について言及されていることだった。
引用された偉人達の名言で、心に響いた言葉は2つ。
一つは松尾芭蕉の「古人のあとを求めず、古人の求めたるを求めよ」で、
解釈は「昔の偉人たちが、何をしたかという結果をまねるのではなく、
何をなそうとしたかという志(こころざし)を見極めて行動しなさい」とある。
もう一つは、ドラッカーの
「組織に働く者が成長するとき、組織はさらに多くを成し遂げる。これがマネジメントにかかわる教育の基本の考えである。」
後進の育成についての大村先生の言葉に通じている。
ドラッカーの言葉には続きがあり、
「しかも、組織が真剣さ、真摯さ、意識、能力において成長するほど、そこに働く者として成長する。」とある。
若手・後進の社員の育成を大切にし、会社の成長のみならず、社会の発展に寄与できればと考えた時間だった。
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