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総務部 流石部長
先日、本屋で興味深い見出しを見た。
「冒険」と「探検」の違いはというタイトル。
「冒険」も「探検」も日常を離れて異なる世界に足を踏み入れるイメージがあるが、
この2つの言葉にはきちんと違いがある。
「冒険」は危険があり、成功するかわからないことをあえてやってみるということ。
危険は命の危険の場合も多いが、中には社会的地位や財産などが失われる危険があるという場合もある。
「探検」は未知の地域などに入って探り調べるという意味。
「冒険」の場合には危険を冒すことを覚悟してその行動そのものや目標を達成することに意義を見出していることが多いのに対し、
「探検」は調査や探索を行う目的を果たすためには危険が避けられないニュアンスがある。
同じ目的でも危険(リスク)の捉え方が違うと解釈した。
ビジネスシーンでは、企業の成長段階(創業期・成長期・発展期・成熟期)の違いや、経営者の資質も違う。
成長段階のどこに当てはまろうが、健全経営には安全性の確保が基本と考えている。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
時には危険を承知で目的に向かわなければならないが、
リスクの度合いを計り、リスク軽減策(リスクコントロール)を講じて向かうのがビジネスの鉄則だと思う。
「冒険」のイメージの無謀なる賭けは寿命を縮めることにもなりかねない。
よく社運を賭けるという言葉を耳にする。気合・勢いだけでなく、
企業の能力・体力を認識して、しっかり事業計画を練り、可能な限りのリスク軽減をして向かうのが必要だろう。
「探検」はあっても、「冒険」をしてはいけないと改めて思ったタイトルだった。
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