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リフォーム課 須々木
こんにちは! ブレイディみかこの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』と
いう本を読んだ。イギリス人男性と結婚した著者が、イギリスのリアルな差別社会の中で
一人息子の成長を記録したものだ。「学校」という場でも、さまざまな家庭環境や人種の
生徒がいて、差別意識が強い生徒もいれば、そういう考え方に注意深く、向き合っていこ
うとする生徒もいる。
東洋人との混血であるという理由で馬鹿にされたりすることも多い息子(中学生)が、
自分のアイデンティティーや差別する人の考え方や、自分自身がどう社会と向き合ってい
くのか、母親である著者とかなり深い会話を繰り広げる。
イギリスの学校教育がかなり進んでいることに驚きを覚えつつ、小気味よい著者の語り
口に引き込まれ、一気に読み切ってしまった。
なるほど、ベストセラーになるはずだ。
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