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工務部 杉崎部長
建設業の抱える問題点、入職者の減少について触れていきます。
何故新しい世代が入ってこないのか?
今回も他の産業と比べて建設業がどうなのかというデータで示していきます。
その一
労働時間。
一人平均年間総労働時間のデータによると、全産業が1769時間に対し
建設業は2076時間となっています。今の若い人たちの中には給料安くても休みがきっちり欲しい
という人たちが増えているようです。
その二
労働賃金。
労働賃金の推移というデータから全産業男性労働者が551万円。建設業男性労働者462万
となっております。ここ数年建設業は他産業に比べ賃金上昇が顕著にみられますが他産業より
低いのが現状です。(資料出所は厚生労働省)
全ての会社や労働者に当てはまるわけではありませんが、
建設業の平均をとるとこのような結果になります。
これらが若い人たちが入ってこない理由と言われています。
国はどう考えているのか?
国交省建設産業活性化会議で出たものを列記します。
①技能者の処遇改善の実地→適正な賃金水準の確保等、社会保険等未加入対策の強化、
週休二日制、担い手三法の趣旨の徹底
②若手の早期活躍の推進→若手技術者等の確保育成、キャリアアップ、建設業への理解と関心。
③将来を見通すことが出切る環境整備→中長期見通しの確保、地域の守りての維持確保、民間能力等の導入等
④教育訓練の充実強化
⑤女性の更なる活躍の推進
⑥現場の省略化→新技術、新工法の開発、活用、施工時期の平準化、適正後期の確保、コミュニケーションの円滑化、技術者、技能者の効率的活用。
⑦重層下請け構造の改善→行き過ぎた重層化の回避、技能者の雇用形態の明確化、適切な元下関係の促進
これらを国は推進していくようです。
以上建設業の問題点と対策でした。
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