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「捉え方」

総務部 流石部長

一つの絵から視点の違いで、二通りの見方がある不思議な絵を見ることがある。

だまし絵と言って「婦人と老婆」が有名。

私の場合、頭が固いのか、最初の見方が離れず、丁寧に説明されても、

違った見方になかなか見えない。思い込みが激しいと思われる。

固まった頭をほぐす練習が必要かもしれない。

だまし絵は見え方が人によって異なり、二通りの内、どちらが見えるかは、

その人の経験や興味によるらしい。また、私のケースもしかり、脳が一度捉えた風景を、

もう一つの風景に切り替えることは容易ではないらしい。

だまし絵に限らず、ある事象に対して10人が10通りの捉え方をする様に、

物の見え方は人それぞれ異なる。

捉え方が違えば、その場に居合わせた人が、同じ事象を説明しても、

説明する人によってポイントや内容が異なるし、

説明を受ける側も、思い込みが入ると思い描く事象は、説明者のイメージと異なっていると考えられる。

私を筆頭に固い頭の人は特に、情報量を高め、早合点せず、角度を変えた質問を繰り返しながら、

正確に把握する必要があると感じている。

 

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