山梨(甲府、河口湖、富士吉田、笛吹、甲斐、大月、都留)で新築・注文住宅ならカトリホーム
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毎度お付き合い頂きありがとうございます。
先日書いた記事の説明します。まず知っていただきたいのは山梨県、特に国中地域は日本有数の日照地域であるという事。恐らく最強クラスです。甲府地域の冬場の平均日射量は438W/㎡です。1㎡あたり438ワットのエネルギーが当たっていることになります。南側についている掃出しサッシは大体3.3㎡あります、ただしガラス面があるので全てのエネルギーが入るわけではありません。ここがポイントです。ガラスの種類には日射取得型と日射遮蔽型があります。取り込むガラスと遮るガラスが存在します。その数字も計算に使います。
438(日射量)×3.3(窓面積)×0.63(日射取得率)=910
南面掃出し窓には冬場910Wのエネルギーが降り注いでいることになります。電気ストーブの電力は大体1000ワット、この数字に日照時間を掛けると日中の日によって得られるエネルギーが計算できます。ただし、当然夜は当たりません。エネルギーは逃げる一方です。これも計算します。
入る量は 910W×10h(日照時間)=9100W/h
逃げる量も計算で求められます。室内外温度差×窓面積×熱貫流率で求められます。外2.4℃ 内20℃とすると
17.6×3.3×4.07=236ワットとなります。
逃げる量は 236W×24h=5600W/hとなります。差し引きすると
入る量9100w/h-逃げる量5600w/h=3500w/hとなります。窓の性能を上げると入ってくる量は減りますが逃げる量も減ります。トータルすると窓の性能はやはり良いものにすると得られるエネルギーは増えます。南面の開口は大きい方がいいという結論でした。
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