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スタッフブログ
工務部 杉崎部長
先日の地域新聞に耐震改修費用の増額を検討している記事が出ました。
今までの改修補助は最高で100万円。今後は限度額の見直しと
補助割合の見直しが図られるようです。
旧耐震の建物を改修するのにはかなりのコツが必要だと思います。
建築知識に乏しい業者だと意味のない改修になる可能性が大きいです。
それと図面なんて存在しないという建物も結構あると思います。
或いは図面はあるが建物は図面と全然違う、
確認申請を取らずに建築された建物があるからです。
そうなると現状把握すら困難、やはりかなりの解体が必要になってきます。
柱と梁、耐力壁の位置が確認できなければ有効な改修は難しくなります。
大昔の建物は筋違すら入っていません。そういった建物は意外と揺れて元に戻る
ケースもあるそうです。一番怖いのは根拠のない位置に入れられた筋違い。
今ではがっちり金物で固定されていますが昔はそういった規定もありませんでした。
揺れが起きた際、筋違いがつっかえ棒の役割をしてしまい柱が抜ける、
これが倒壊の原因です。やはり筋違いの位置の把握は重要です。
建物寿命と健康寿命を延ばすために耐震改修と断熱改修をセットで安く効果的に
行える方法はないか、模索しています。
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