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工務部 渡辺部長
能登半島地震で被災された方々お見舞い申し上げます。
今回7階建てのビルが倒壊した建物のそこが映っていました。
建物底部に穴が開いている写真
建物を支持力のある地盤まで杭を入れその杭に建物の基礎を乗せるので、建物の沈下を防ぐ目的で
杭が抜けたと今では考えられないのですが、私がこの業界に入ったころ昭和の後半ですがまだRC杭PC杭などをディ-ゼルハンマ-と呼ばれる機械で施工していたころは杭と基礎はつながっておらず10cm杭をべ-スの中に入れただけのような気がしました。
このような施工では倒れた側の杭が横揺れによって崩壊してしまえばこのように倒壊してしまうのかなと思いました。
その後何回かの地震で法改正が行われ杭の中に籠筋と呼ばれる補強筋を入れ杭とベースを一体化してきたような気がします。
現在は杭の頭部に専用の鉄筋のアンカ-を取り付けるなどして杭と基礎を一体化しているのでこのようなことは起こらないのかなと思います。
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