ベレンコ中尉亡命事件

SNSでベレンコ中尉というワードが話題になっていました。

1976年の函館空港にソ連のMig25が強行着陸し、パイロットの

ヴィクトル・ベレンコ中尉が亡命を求めたという事件がありました。

その当事者であるベレンコ氏が亡くなったとニュースになったことで、

当時の事件背景に同情を集めていました。

内容としては

・士官にもかかわらず政府からボロ屋をあてがわれる

・配属先の基地が不正や賄賂で堕落していた

・上記に嫌気がさして転属を申し出たところ、事実を隠蔽したい上官に独房送りにされる

・その後転属するも僻地へ送られる

・その転属先は更に劣悪な環境

・そんな中浪費家の妻との関係が悪化し離婚を突きつけられる

・・・これでは亡命しますよね、としか言えません。

さらに亡命後、政府により「元妻が手料理をつくって待っている」や

「母親が泣いているぞ」などと説得があったものの、

「妻は手料理なぞ作らん」「母親が泣くわけないだろ」と一蹴したそうです。

SNSを見ていると、皆さん物知りだなーと感嘆させられます。