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住宅ローン繰上返済の基礎知識③

企画課 白壁課長

どんなタイミングで繰上返済をするといいの?

・住宅ローンの控除期間が終わったとき

住宅ローン控除が終わると、税金控除の恩恵が受けられなくなります。家計に余裕がある場合は繰り上げ返済によって利息を減らすことで総支払額を減らすことができます。

 

・変動金利で借りていて金利上昇が想定されるとき

変動金利で住宅ローン借りており、低金利の場合繰上返済は控えてお金を貯めておき、金利が高くなってきたらまとめて返済をするとより効果的です。

 

・家計に余裕があるとき

子供が社会人になって独立した後など、夫婦二人の生活になり家計に余裕がある時はときは繰り上げ返済を考えてもいいでしょう。

また住宅ローンの返済が定年退職後も続く人は老後の生活を安定させるためにも、余裕があれば繰り上げ返済を検討するといいかもしれません。

 

 

逆にこんな時は繰上返済をおすすめしません!

それは、住宅ローン控除を受けているとき

住宅ローン控除を受けている間は控除による恩恵があるため、繰り上げ返済は避けるべきと言われています。

また住宅ローン控除の控除率は0.7%なので住宅ローンを0.7%より小さい金利で借りる場合、控除金額のほうが利息額より大きくなることがあります。

 

住宅ローン繰上返済基礎知識①と②はこちら

住宅ローン繰上返済の基礎知識①はこちら

  • 住宅ローンの繰上返済とは?
  • 繰上返済はいくらからできる?
  • 繰上返済でいくらお得になる?

 

住宅ローン繰上返済の基礎知識②はこちら

  • 繰上返済の種類
  • 住宅ローンの繰上返済は何月がお得?

おわりに

家づくりに欠かせない住宅ローン。

完済するまで35年間の長い付き合いになります。

時には計画的に繰上返済を行うなどのコントロールが大事です。

メリット・デメリットを考慮し、無理のない資金計画で繰上返済を行っていくのでいいですね。意外と奥が深い繰上返済。知識をつけて実行しましょう。

カトリホームでは住宅ローンを組んだ後の資金のお悩み相談、繰上返済や借換えのご相談にも乗っています。FPがお金のお悩みを全般サポートいたします。お気軽にお問合せ下さい。

 

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