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つまずきには「大腰筋の鍛錬」

総務部 流石部長

朝夕、涼しくなり始め、運動しやすい時期になっている。

歩くとき摺り足だと指摘されたことがあり気になっている。

小さな段差でつまずく前に筋トレ開始。

成人の筋肉量は20代がピークで、

意識して筋肉トレーニングしない限り

40代以降の中高年は年に1%ずつ筋肉量が減少し、

70代では20代の頃と比較して半分近くまで減ってしまう。

転倒予防で最も重要なのは

上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉「大腰筋」。

大腰筋の筋肉量が減少すると歩行の際に足が高く上がらなく、

歩幅が小さくなり、ちょこちょこした摺り足のような歩きとなり、

わずかな段差でもつまずきやすくなる。

少しでも自覚症状のある方には下半身筋トレの定番の「スクワット」。

スクワットは大腰筋とそれにつながる太ももの内側の筋肉(大腿四頭筋)、

太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)、大臀筋(だいでんきん)など、

歩行と転倒予防に重要な役割を果たす筋肉同時に鍛えられる。

筋トレの目安は1セット15回×3セット、

1日おきに週3回以上が良いとのこと。

合せて筋トレとウォーキングの組合せが更に健康にする。

筋トレによる筋肉量の増加により基礎代謝が上がり、

それに有酸素運動のウォーキングを加えることによって脂肪燃焼効果が高まり、

中性脂肪・血圧・血糖値の改善、動脈硬化の予防、骨粗しょう症の予防につながる。

1日8000歩/20分ほどの早歩き(中強度歩行)が健康を保つ生活習慣として望ましいとのこと。

先ずは1日おきのスクワットと8000歩以上のウォーキングから始めよう。

怪我から自分を守るのは毎日の自身の心がけ。

今の生活態度で自分に課せられるかが問題。簡単なようで続かない。

生活時間に「スポーツジム」を取り入れて、生活スタイルを変えることが必要かな。

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