「ヤクルト　Yakult1000」

「ストレス緩和」「睡眠の質向上」で効能が注目されている 「Yakult1000」。

1日120万本、累計10億本販売という大ヒットしている背景について解説記事が興味深いので紹介する。

（背景1）睡眠の質の改善などの効果がスゴイ

1本あたり約1,000億個の乳酸菌シロタ株が入っている。

高密度な乳酸菌によってストレスが和らぎ、

深い眠りの「ノンレム睡眠」の時間が延びるなど

睡眠の質が改善する効果があるといわれている。

【興味大】自分も試したい！

（背景2）ターゲットはビジネスパーソン

従来のヤクルトの対象は「家族向け」「子供向け」で、

効能は「腸内環境の改善」というイメージが先行していたが、

「Yakult1000」は日頃からストレスや不眠に悩まされている

30代から50代のビジネスパーソンをターゲットにしている。

甘さ控えめで飲みやすく、従来品より35ml多めの100ml、

商品名もカタカナでなく企業ロゴと同じアルファベットの「Yakult」を用いることで、

ヤクルトブランドで最上位を印象付けている。

【興味大】価値が高そう。いつかは試したい！

（背景3）SNSで拡散されて人気が爆発。

販売戦略は、「Yakult1000」をヤクルトレディの宅配専用商品としたことで、

飲んで得られる価値を顧客に丁寧に伝えることに成功、

実際に効果を感じた顧客の継続購入に繋がった。

また、消費者が飲んでみた実感をSNSで発信すると瞬く間に拡散。

【興味大】手に入れたい！

「現代人の悩み解消につながる」に注目し、

「ターゲット層」、「販売戦略」とヒットするには理由があることがよくわかる。

品質が最も大切だが、ヒット商品はどのように作られるのか参考になる。