自分の実力

営業の高橋です。

QJWeb（クイック・ジャパンウェブ）でお笑い芸人「バイきんぐ」のお二人のインタビュー記事が取り上げられていました。

その中の一節。

質問者：（キングオブコント優勝）当時の西村さんは、いわゆる「じゃないほう芸人」みたいな位置づけだったと思うんですけど

それでも腐らなかったんですか？

西村：中略。自分に実力がないだけってわかっているから、嫉妬はないんです。それはもう単純明快な世界ですから。

質問者：「自分に実力がない」と認めながらも、芸人をつづけるのは苦しくなかったですか？

西村：それで辞めようとかはなかったです。根底には好きがあるから。

私自身もそうですが、人は心の中で「自分はもっとできる」と考え

それゆえに他人の成功に嫉妬したり、不出来な自分に落胆していくものだと思います。

しかし、西村さんはスタジオで意図的にボケやツッコミをいれ、笑いをとる

いわゆる「お笑いの実力」は自分にはないと受け入れました。

この「自分の実力を客観視し、受け入れる」という行為はすごく勇気がいると思います。

西村さんはそれができたからこそ「じゃないほう芸人」から「キャンプ芸人」という

新たな立ち位置を確立できたんだと思います。

社会人になって数か月たった今、何ができ・何ができていないかが少しずつ分かり始めた、今だからこそ

「自分の実力」を見直して、成長していけるようにしたいです。