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総務部 流石部長
前職で30歳ぐらいの時に行った外部研修で説明を受け、
今も大切にしている言葉がある。
「離見の見」という言葉で、世阿弥の「花鏡」の中にある。
『観客の見る役者の演技は、離見(客観的に見られた自分の姿)である。
「離見の見」、すなわち離見を自分自身で見ることが必要であり、
自分の見る目が観客の見る目と一致することが重要である』とのこと。
「客席で見ている観客の目で自分を見なさい」ということ。
ではどうやって、自分を第三者的に見ればよいのかと思うが、
世阿弥は「目前心後」という言葉を用いて、
「眼は前を見ていても、心は後ろにおいておけ」という。
自分を客観的に、外から見る努力が必要だと言っている。
歳を重ね、少しばかり地位が上がると独りよがりになりがちだと感じている。
独りよがりでは社会生活は成り立ちにくい。
「離見の見」の思いを持ち、
自分がどう見られているかを意識した態度・対応を心がけていきたい。
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