「時勢に応じて自分を変革しろ」

幕末の志士坂本龍馬の名言に「時勢に応じて自分を変革しろ」という言葉がある。

竜馬は薩長同盟を仲介して大政奉還につなげ、近代日本の誕生に決定的な役割を果たした。

長期安定し続けた江戸時代も列国からの圧力で揺さぶられ「大政奉還」を経て、

明治、大正、昭和と駆け抜け令和の時代へと、日本の近代化の進展につながっていく。

世の中は知らない間に色々なことが変わる。

過去を振り返って、「そういえば、あの時・・・」と初めて気づくことがある。

現在は特に世界的な経済環境の変化が激しい。

変化をチャンスと捉え、革新を目指さねば取り残される時代といえる。

違った表現では、変化をチャンスと捉え、戦略的に準備を進める人が勝機をつかむことできる。

建設業も大きな変化の局面に向かっている。

業務の高度化・拡大へと向かわせるには、自社の現状の現場力に甘んじず、基盤である本業の足元を固めながら、

他の産業との連携を高めたり、場合によっては新分野へ目を向ける必要もある。

「甘え」や「抵抗感」を抑制し、新たな施策に取り組み、

実践することで、明るい未来を拓くことができると思う。