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徹底が功を奏している

総務部 流石部長

 山梨県感染症情報センターでまとめている感染症発生動向週報によると、

2020年10月5日の週から2021年1月25日の週までに確認されたインフルエンザ患者はたったの1人。

確認されたのは2020年10月12日の週だけで以降はゼロ状況が続いている。

 毎年、驚異的に猛威を振るっているウイルスも「手洗い、うがい、マスク、除菌、移動の自粛」等の

徹底で感染の機会が失われているのだろう。

今シーズンは特に、インフルエンザワクチンの接種を受けた方も多かったようだ。

他にも理由はあるとは思うが、インフルエンザ感染減少は徹底して実行することで、

効果が表れることが実証された例だと思う。

 また、緊急事態宣言による移動の自粛、会食の自粛の徹底が功を奏しているのか、

コロナ感染者もピーク時より激減している。

 徹底を持続させるのは難しいと思い込んでいたが、

コロナ禍では徹底事項が当たり前と認知され、皆が気を遣い合い、牽制し合う環境で、

維持されている。

 徹底は行動が当たり前と認識される「環境」を整えることが肝要なのだろう。

 誰かが口を酸っぱくして注意し続けてもいつかは崩れる。

 誰もが一律に徹底事項の順守が持続されるには、啓蒙で感覚を合わせることかなと思う。

 会社で言えば、社員への経営理念の浸透かなと思う。

 様々な場面で経営理念を伝えることが大切と思われる。

 

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