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「行動経済学」は身近なもの

総務部 流石部長

経済学と言うと難しいイメージがあるが、「行動経済学」は実に身近なもので、

うなずくことが多い学問である。

内容としては「心理学を応用し、人間は情報や感情に流されて動いていく

という点を読み解く」学問です。

人が判断して行動を起こす際の直感と感情を重視し、

さらにそのメカニズムを明らかにする学問といえる。

行動経済学で用いられる理論のひとつに「ナッジ(nudge)理論」がある。

(ナッジを直訳すると「ヒジでちょんと突く」という意味)

ささやかなきっかけを与えることで、人々の行動をガラッと変えて

しまうことから、「現在の魔法」と言われているらしい。

具体的な例をあげると、

【小便器の「ハエ」に狙いを定めろ】

汚物で汚れた男子トイレの床の清掃費用が高くて困っていた。

そこで、小便器に1匹のハエを描いたところ、ハエに狙いを定めて、用を足したため、

トイレの床を汚す人が少なくなり、清掃費が8割減ったという。

「人は的があると、そこに狙いを定める」という分析結果に基づいて、

小便器を正確に利用させたナッジ理論である。

これは、アムステルダムのスキポール空港の例。

【「ここは自転車捨て場です」の張り紙で、放置自転車がゼロになった】

放置自転車で悩んでいた雑居ビルのオーナーが

「ここは自転車捨て場です。ご自由にお持ちください」という内容の張り紙を、

自転車のハンドルの高さの位置に貼ると、その後ビル内に自転車が放置されなく

なったという。これは日本での具体例です。

困った事象も「ささやかなきっかけを」与えることで、解決することもある。

知恵と工夫を凝らして仕組みづくりを考えたいものだ。

 

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