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建設業の現状

工務部 杉崎部長

以前何故建設業が人不足という事を少しふれました。

今回は具体的な数値で書いていきます。現状です。

建設業は他産業に比べて問題点が3つあります。

一つ目が最大の問題点。高齢化です。(どの産業でも高齢化は起こっている)

高齢化というか若い世代が入ってこない。年を追うごとに高齢化するのは当たり前の

現象です。先日行われた講習会で私も実感しました。はっきり言って若手です。(45なのに)

全産業との就業者年齢構成比較で55歳以上の割合、29歳以下の割合を示したデータがあります。

文章での説明で申し訳ありませんが、

全産業55以上の割合は30.2%、建設業は34.8%。全産業に比べ4ポイント高いです。

逆に29歳以下は、全産業16.5%に対して建設業は11.2%です。平成30年度の

データです。平成10年度頃までは全産業も平均的な割合でした。世代間の人口の差もあると

思いますがそれにしても建設業は顕著に表れています。こうなるとどうなるか、

高齢者が悪いという事ではありませんが、現場作業での危険度が増す、作業スピードが遅くなる、

技術の伝承が出来ない、このような問題が発生してきます。

なぜ若い人が建設業に入職しないのか?これも数値化したデータがありますので次回に

書いていきたいと思います。大きく二つの理由があります。

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