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阪神・淡路大震災から30年

リフォーム課 須々木

 阪神・淡路大震災から30年(1995年1月17日)経過した昨日の解説に、兵庫県南部地震の震源である

野島断層による直下型地震、2011年の東日本大震災のようにゆっくりと揺れる海溝型地震と異なり、

小刻みに短い周期で揺れる地震だったため、建物に大きな被害が出た。地震の質は2016年の熊本地震や

2024年の能登半島地震と同類のいわゆる直下型地震とのこと。

 2011年に東日本大震災があったことで、南海トラフなどの海溝型の地震が警戒されているが、海溝を形成

するプレート境界の断層と比べると非常に小さく地震の総エネルギーも、直下型地震は海溝型地震に比べて

桁違いに小さい、実際、兵庫県南部地震の総エネルギーは、東北地方太平洋沖地震の数百分の1だったとのこと。

しかし、人々が暮らす地域のすぐ直下で発生する直下型地震は、その地にダイレクトに非常に大きな揺れをもたらす。

そのため、震源近くでは震度7の強烈な地震が起こり緊急地震速報は間に合わない。これが30年前の阪神・淡路大震災で、

建物の圧死で犠牲者が多く出てしまった直下型地震の恐怖でした。

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