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白壁社長
おはようございます。
先月末になりますが建築士会の全国大会に行かせてもらい道中に名勝「仙厳園」へ行ってきました。
大名島津家の別邸ということですが広大な敷地に四季折々の木、花があり、見る者を感動させるものがありました。
近くにある鹿児島のシンボル、桜島も見える最高な位置に居間がありいつの時代も建築に当たりどこが見どころでどこを見たい、見せたいという住み手と作り手の想いがあるものだと思いました。
西欧文化の入り口でもあったのでその影響は建物にも表れていて和様式でありながらシャンデリアやソファなどもありまだ電気が普及していない時代だったので水力発電でシャンデリアの電気をまかなっていたという話もあり、和と洋の融合した家でした。
その中で当時の藩主島津斉彬の言葉で印象に残りましたのは「彼(か)の長を取り、己の短を補う」です。
西欧諸国のアジア進出に強い危機感を抱き、植民地化を逃れるため、いいものはどんどん取り入れ、日本を強くしようという考えです。
この仙厳園は別邸ということですがその日本を強くするため、溶鉱炉、反射炉、ガラス工場、蒸気機関など近代化事業も手掛けていた場所でもあります。
桜島の噴火も部屋から見る風景の一つ。粋です。
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