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「ぬるめの湯」でヒートショック防止

総務部 流石部長

家庭で不慮の事故で亡くなった方は、2022年は15,673人で、

交通事故死の3,541人の約4.4倍。(厚生労働省人口動態統計)

入浴時などの「不慮の溺死及び溺水」が最も多く家庭内事故の4割を占める。

溺死の主な原因は「ヒートショック」。

ヒートショックは温度の急激な変化で体がダメージを受けること。

浴室および浴槽の内外の温度差によって心筋梗塞や脳卒中が引き起こされ、

その結果溺死に至るとのこと。

ヒートショックを防ぐには寒さを感じないよう、

脱衣所や浴室を十分に温めておいて、

さらに40℃を下回るお湯にゆっくり浸かると良いようだ。

この湯温なら副交感神経が優位になり、血圧も上昇せず、

リラックスして睡眠を誘い、がんやウイルス感染と闘うリンパ球が増え、

組織修復たんぱく質のヒートショックプロテインも産生されるという。

ストレス解消や長生きには良い事ばかり。

熱めのお湯の好きな人に受けいられるかは分からないが、

温度差防止の「ぬるめの湯」で長生きできそうだ。

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