鷹揚（おうよう）に構える

鷹が悠然と空を飛ぶように、小さなことにこだわらず、ゆったりしている様を鷹揚といいます。
今日は、鷹揚に構える心のレッスンをしてみましょう。

まずは、少々の悪条件はものとせず、鷹が悠然と大空を羽ばたいているようなイメージを頭に思い描きます。

何か困ったことが起きた場合でも、「良くなる兆し、大丈夫」と心を曇らせずに毅然と立ちます。

その機会を捉えて、考える改善の手を打ちましょう。そして「これで良い、これで良かった」と受容します。

もちろん、小さなミスでも積み重ねると致命傷になりかねないので、不備が起きた過程を検証したり、クレームへの真摯な対応は常に不可欠でしょう。

誰しも振り返れば、「あのアクシデントがあったからこそ今がある」という経験を持っているように、物事には両面があるものです。

細かな問題に目を向けてばかりでは、きりがありません。

必要な処置を講じた後は、「これで良し」と運を天に任せる気持ちで、今日一日を過ごしましょう。