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スタッフブログ
おはようございます。
我々の裏山は雪化粧をして今日も優しく見守ってくれています。
秋も深まり周りを見渡すと心が和む。そんな時期ですね。
この時期に山に行くとそれはもう最高の景色が見られます。
そんな話をしていると山に行きたくてウズウズしてきます。
さて本題。
今日はなぜ冬山(雪山)の遭難で眠くなるわけを話します。
よく映画とかで「寝るな!寝たら死ぬぞ!」というセリフを耳にしますよね。この時なぜ眠くなるのでしょう?
順を追って話します。冷たい空気が体に入り、体の芯から体温が下がりガタガタ震えだします。これはなんとか体温を上げようと筋肉を動かして熱生産を開始しているサインです。体温維持は生命維持とイコールなので体が自然にそう動いてくれています。おしっこもそうですよね。熱を放出することで体温低下を防ぎ体をブルッとして熱生産を起こしています。
話を山に戻します。あまりの寒さにそれでも体温が上がらないと体は動きをとめます。それは筋肉を動かすためにエネルギーを消費してしまうと脳のためのエネルギーがなくなってしまうからです。脳というのはそれだけエネルギーを使うんですね。
脳は手足が動かなくなっても死なないが脳が動かなくなれば死んでしまうとサインを出し、脳の中でも自律神経だけ働かせてその他はスリープモードに設定します。これが眠くなる仕組みです。
低体温になって仮死状態になって何日間も生きていたというニュースもありましたが奇跡に近い出来事。こうなったら本当に危ない。この間も富士山で滑落のニュースがありました。
その人にも家族がいて、助けに行く人にも家族がいる。仕事だろと言えばそうかもしれないが、それで救助する方の命になりかあれば残された家族はどう思うか。
たしかに冬山は空気が澄んで景色もいいかもしれないけどそれだけリスクもあります。
冬山に行くときは確かな知識と技術と準備をして必ず登山届を出して行ってください。
冬になると必ず出てくる冬山ニュース。私も山好きだからこそ胸が痛くなる。今年はそう言ったニュースが出ませんように。
今日も張り切って頑張りましょう!!!
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