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こんにちは! 日がつれて熊本地震の全容が明らかになりつつあります。 それまで世間一般に知れ渡っていなかった言葉「地震波加速度(ガル)」が阪神淡路の震災より報道され、建築基準法の耐震基準が大きく見直された要因となった加速度が2000ガルを超えたことによるものです。 昨日 今回の本震の加速度が1560ガルと、現行の耐震基準をはるかに超えています。 現在稼働中の川内原発においても想定している加速度640ガルの2.5倍ということになります。
なにが言いたいかというと、耐震という考え方だけでは、巨大地震に対応する耐震建築物は作ることは不可能? いや計算上造ることができたとしても、現実的ではないということです。 なので法隆寺五重塔の技術を流用した制震構造(スカイツリーもこの構造)により、加わる地震力を「逃がす」考え方が必要になるわけです。 しかしこの制震構造は、明快な建築基準法に記述されているわけではないので、しっかりした技術基準が待たれます。 弊社が行っている「制震+耐震」という考え方は、今回の震災を受けて、さらに今後必要な技術と言えそうです。
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