羽子板と羽根

私が子供の頃？60～65年くらい前でしょうか？？・・・。お正月などには女性を中心に”羽根つき”と言う遊びがありました。現代風に申すとバトミントンでしょうか？（バトミントンラケットの代わりが【羽子板で】シャトルの代わりが【羽根】交互に羽子板で羽根を打ち返し、羽根を落とすと負けポイント）
羽子板は当然ですが板で作成されていて、羽根は黒い玉（シャトルのゴムの部分に当たる）に穴が開いていてそこに鳥の羽根が何本か指されていた物です。
つい先日、お客様の新築現場へお伺いした時、立木の下に黒い玉が転がっていた。お客様が「これは、羽根付用の羽根を造る際使う、モクレン樹だよ」と教えてもらいました。
モクレン樹（お客様が申すには）＝ムクロジ（パソコンで検索したらムクロジでした）
何れにしても、縁起の良い木の実です。
ムクロジ（漢字で書くと、無患子【これでムクロジと読むそうです」）子が患わ無いと言う願いが込められ、羽子板は跳ね返す＝跳ねのけると言う事から縁起物として扱われてきたそうです。
また、ムクロジの黒い種子を豆に見立てて、魔滅（まめ）で魔除けになるとか、まめに暮らせると言う縁起担ぎされていたとの事。
何れにしても、縁起の良い木の実・・・モクレン樹＝ムクロジ（無患無）
ネット検索してみて下さい。
【縁起の良い木の実が御覧いだだけます】