石棺

こんにちは！　2011年に起きた福島第一原発事故の廃炉計画に盛り込まれた「石棺」という文言が、強い反発を受け削除されました。
その事故のさかのぼること25年前の1986年に、旧ソ連　チェルノブイリで起きた原発事故の廃炉方法は、「石棺」という方法でした。　メルトダウンした核燃料の取り出しを諦め、分厚いコンクリートで覆い固めてしまうこと・・・しかし、25年経った今でも、町全体が放射能の危険に冒され、「死の街」となっています。　その繰り返しが、福島でも起きようとしているのです・・・しかし、福島での廃炉計画を作成した人たち（原子力のプロ）が、何故「石棺」という言葉をあえて使ったのか？・・・「石棺」という言葉に反応すること自体解っているはずなのに・・・やはり、メルトダウンした核燃料の取り出し方法が無いのか？　と思わざるをえません・・・廃炉には40年もの歳月が必要とされていますが、丁寧な解決方法を望みます・・・