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直下率

毎度お付き合い頂きありがとうございます。
この前の地震の話が途中でした、熊本地震でわかった新たな課題、
直下率。直下率とは二階の壁の下に一階の壁がどの程度あるかをパーセントで表したもの。
木造住宅の場合2×4工法以外はほとんどが軸組み工法です。土台があり、その上に柱があり、梁があり、小屋がある。日本の昔からある工法です。
皆さんは二階の壁の下に一階の壁があるのは当たり前だと思われてませんか?じつは結構無いケースも多いんです。それは面積的な問題や間取りによって発生します。当然直下率100%の家なんて面白くもなんともありません、四角いただの箱です。
では二階の壁の下に一階の壁が無い場合どうなってるのか、梁が頑張って支えてます。技術上は木の梁でも大断面構造などでは10メートル以上の空間でも柱無しでいけますが、一般住宅でちょっとありえません。金額的にも、
これを一般住宅でも無理に空間を広げようとするとこの梁に想像以上の負担がかかります。それと窓、昔の家は南側が縁側で端から端まで窓なんて家もありました。これ要注意です。非常にバランスの悪い家です。そういう家に限って北側は極端に窓が少ない。窓が少ないという事は壁の量が多く、強い壁となります。地震が起きるとどうなるか、弱い壁の方へ崩れていきます。大体南側がつぶれるケースが多いです。昔の人は地震が起きたらトイレへ逃げろなんて言いますがあれは空間の割には柱が多いという説、もう一つは北側にトイレが多いため崩れにくいという事も考えられます。
直下率と話がそれましたが、じゃあ自分の家の直下率、どう判断するか、もし図面があれば一階の平面図と二階の平面図を重ねて窓にあててみてください。壁の重なりが多いほど直下率の高い家となります。
熊本地震では誰もが聞いたことのある超大手の建物も倒壊しています。それも原因は直下率によるものだったそうです。
無理な間取りはやめましょう、

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