現行維持－建築基準法の見直し

こんにちは！　熊本地震被害を受けての建築物対応策会議にて（国土交通省）、
熊本地震において、現行の耐震基準の有効性が確認されたとして建築基準法の
見直しは現行維持との結論となり、建築基準法の改正は実施しないこととなりました。
ただし、この「現行の耐震基準」とは、昭和56年基準以降の建築物を示していますが、
木造については平成12年基準（接合部仕様）とあえて記述されています。
これは昭和56年以降、平成12年基準前に建てられた木造住宅を特に明記しており、
リフォーム時などに接合部の状況を確認することを推奨するとされていて、この間に
建てられた木造住宅においては接合部の状況を確認すべき（注意が必要）とされました。