木造18階建て

こんにちは！　ある業界紙の記事に・・・「木造18階建てホテル」の記事が。　日本ではありません。　北欧の国、ノルウェーでのお話です。　地震の無い地域なので可能なこととなります。　将来的には、高さ150ｍを超える建物も可能だとか・・・人間の手で、唯一、作り出すことのできる建築構造資材の木材の可能性を十分に活かしたものです。　コンクリートでも、鉄骨でも、地球上にあるものを利用しているため、「いつかは、枯渇する」状態にあります。　しかし、植林によって、育て、増やすことのできる木材は、CO2削減も含めて、地球上にとって、最も必要な建築資材と言えます。　戦後、植林された、針葉樹を中心とした樹木が、伐採適齢期に入っている我が国では、「コスト」と林務に携わる「人材不足」によって、うまく流通されない状態が続いています。　今、日本における、住宅施策においては、「長く持たせる」がひとつのキーワードとなっていますが、「眠れるお宝」の国産材の利用を考えると、「スクラップ＆ビルド」は、必要では？　と、思えてきます。　例えば、木造住宅に必要な木材の50％は、国産材の使用を義務付けるとか。　思い切った施策によって、改善する問題は解決可能に思うのですが・・・