断熱性能と風邪

こんにちは！　このところ、住環境と健康との関係についてお伝えしておりますが、この時期の健康被害の代表格といえば、「風邪」ですよネ！　寝込むまでとはいかなくとも、誰しも「咳」「喉の痛み」「鼻みず」等、諸症状が見受けられる方は多いと思います。
この風邪について、年代による断熱性能の向上が風邪の発生率に影響していることが解ってきました。
寒冷地における、５０・６０歳代を例にとると、１９８０年以前では、１シーズンに風邪にかかる人は、49.8％で約半数の方が風邪に係っていますが、２０００年での断熱基準で比較すると、39.6％と10％も改善されていることがわかります。　これをみても、断熱性能が、風邪などの疾病予防につながることがわかります。　ただ断熱性能の向上だけでは、疾病予防は完全ではないのですが、それを補う暖房は必須ですので、しっかり断熱、しっかり暖房は健康被害の改善策としては、とても重要です。