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必然と偶然

濃いめのコーヒーをたてて、ソファに腰を降ろす。 大き目のマグカップを両手で包む。  熱くて苦いコーヒーは体に沁み渡り、体中に血が巡るようだ。 ソファに座ると、見たくもないのに、TVのスイッチを入れてしまう・・・初めて見る情報番組が眼球の表面だけを通り過ぎていく・・・眺めているだけの視聴は、行くつもりが全くないスーパーのチラシのようで、情報は素通りするだけである。
そんな時間がどれくらい過ぎたであろうか? チャンネルを替えようとしたとき、映画の最新情報のコーナーが・・・映画鑑賞は彼女が元気な頃は良く出かけた。 特に闘病生活が始まり、ガンの専門病院に通院するために上京するようになってからは、毎回の3週に一度は、彼女の好みの映画を探しては、映画館を訪れた。 それは、どうしても見たいものがあるのではなく、残された時間をわずかでも楽しむことができるようにと、苦肉の策であった。 本当に楽しかったのか?・・・もしかすると、今 自分が眺めているTVのように、ただ目の前に流れすぎていく映像だけだったのかもしれない・・・
 
つづく・・・

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