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必然と偶然

どれくらい滞在したのだろうか・・・強くなりつつある雨音と渓流水の流れる音、 雨による水流が増していることが、音だけでもわかる。  時間軸のずれのようなひと時は、静かで心地よかった。  草かげで、鹿と思われる野生動物の動きがあった。
ザックに付けていたクマよけの鈴も休んでいたのでは、熊避けにはならないなどと考えていたら、妙におかしかった。
標高1800m足らずのこの山も、天候の悪化によっては、非常に
危険なところがあることは、低い、高いには関係なく存在する登山の共通するところは、十分承知している。 無理は禁物である。
雨音の奥から、「やめな」 という声がしたような・・・いや、確かにした。  シャツの胸元にいれてきた写真を眺めた・・・すごくいい写真だった。
「やはり、降りよう・・・」 合羽に付いた雨粒を振り払い、下山の身支度を整える。  「残していいのは、足跡だけ・・・」というTVCMを思い起こす。
通ってきたはずの道なのに、辺りの様子はまるで違う。 登山道わきの野草などに目が奪われる。  登頂だけを考えていた歩きかたに、改めて猛省した。
 
つづく

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