blog

制震

毎度お付き合い頂きありがとうございます。
今更ですがもう一度お知らせ。
制振装置、聞きなれない言葉でしょう。地震に対して家を守る。全壊しないまでも倒壊を防ぎ命を守る。これが住宅に求められる最低条件です。現行法では震度6強に耐えうる建物が最高クラス。これ以上の設定はありません。耐震はとても大事です。しかし耐震だけでは家を守れません。皆さんは東日本大震災以降震度5以上を計測した地震が何回くらい起きたと思いますか?
なんと58回も起きているんです。地震大国と言われる所以です。揺れやすい状況にまだあると思って頂いた方が良いでしょう。大きな揺れの後に必ず来る揺れ、余震です。
ここだけの話、耐震等級は3が最高ですがそれ以上はありません。どんなに補強していっても3です。国の機関では3以上の評価はありません。上げていくことは技術上可能です。金物だらけ、筋違だらけの家にして外側に耐震パネルを張って、釘を大きいものにして5センチ間隔に打って、するとどうなるか、基礎が壊れます。
以前実物モデルを二棟並べて一つは普通の家、もう一つは補強しまくった家、これを同時に揺らすと、なんと補強した家の方が先に倒壊しました。倒壊というかそのまま転がったの方がニュアンス的に正しいか、基礎との連結が壊れ家がそのまま倒れました。これは衝撃的でした。築100年クラスの古い家が何度も大地震での倒壊を免れているのはある程度の揺れがあったためと言われています。逆に筋違いが中途半端に入っている家の方がはるかに倒壊しやすいです。筋違いがつっかえ棒の役をしてしまい柱がほぞから抜けてしまいそのまま倒壊。これが多くみられる倒壊の仕組みです。ですから柱のほぞ抜け対策としてホールダウン金物などの取付義務ができました。
その後耐震性向上に有効とされた耐震パネル。今では多くの会社に採用されてます。確かに耐震が上がり揺れにくくなります。しかしこのパネルだけでは繰り返しの揺れに耐えられません。何故なら大きな揺れが来るとひどい場合釘が切れてしまいます。そこへ次の揺れが来たら耐えられません。ですから制震装置が必要なのです。弊社でも耐震パネルを採用しています。そして制振装置も採用しています。繰り返しの揺れに耐えられるよう考えた結果です。もちろん住宅全棟標準採用しています。揺れの低減率のデータもお付けしています。こういった装置はオプションではダメなんです。
 
 

SERVICE

カトリホームの特徴

ご購入の流れ

アフターサポート

高断熱住宅

ローンについて

ZEHについて

COMPANY

お問い合わせ 来店予約 資料請求
電話する 来店予約 資料請求