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スタッフブログ
毎度お付き合い頂きありがとうございます。
最近やたらと目にする中古住宅に関する記事。
この前厄年の集まりで久々に行き会った友人の中にも
中古住宅購入者が二人いました。
いま日本ではスクラップビルド(作っては壊す)から
ストック市場への転換がはかられています。しかしながら
現状では中古流通は諸外国に比べて全くと言っていいほど
動いていません。中古流通の国際比較データによると
全ての住宅取引(新築中古)における中古住宅の割合。
アメリカは83.1%
イギリス88%
フランス68.4%
日本 14.7%
数年前のデータですが現在でもそんなに変わりないと思います。
どうですか?いかに日本は中古流通が行われていないか、
自分なりに考えましたが上位3国は築年数が100年以上がザラ、
木造でも100年以上です。フランスは石造りが多いですが
アメリカではほぼツーバイフォー住宅です。それをリフォームして
家族の環境に合わせて買い換える。これがスタンダードです。
イギリスなんかではそう簡単に新築は建てられないと聞いたことが
あります。街並みの景観を非常に大事にしているようで景観を
壊すような建築はまず建てられないようです。ようは今ある建物を
手を入れて何世代も使用し続ける。素晴らしい文化だと思います。
日本人は新しいもの好き、車でも中古は絶対嫌だという人いますよね、
アパートでも新築、築浅物件が好まれます。それともう一つ、
建築物に対しての規制がほぼない、これは構造などの話ではなく意匠
の話。これは造る側の責任が大きいと思いますが、街並みが汚い。
フランスやイギリスの街並みは本当にきれいだなー感じます。
それは一貫性があるからだと思う。京都の古い街並みに
近代ビルが建ったらどうか?台無しだと思う。もう今更街並みから
作り直すのは難しいが日本人の新しいもの好きは直らないと思う。
最近では景観も少しは考えているようで、以前訪れた伊勢神宮の
すぐ横にあるおかげ横丁。ここにあるコンビニは景観をまあまあ
損ねることなく存在している。ちょっと長くなったのでまた次回
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