ヒートショック予報

最近天気ニュースでも見ることが多くなってきたヒートショック予報、

やっと少しですが定着しつつあります。

寒さが増すこの時期、風呂はとても危険なエリアとなります。寒いふろ場

脱衣して急に熱い湯に入る、これがヒートショックが最も起こりやすい瞬間、

収縮した血管が風呂等で温まると急激に血流が起き様々な循環器系のトラブルを起こします。

代表されるのが脳梗塞であったり、心筋梗塞。風呂場は家の中で大変危険な場所です。

私も体が冷え切った状態で湯船につかると心臓あたりがキューってなります。

負担がかかってるんだなーって感じでふろにつかっていますが、体では大変な事が起きてるんです。

最近では湯を張るときにフタをしなかったり、浴室に入る前にシャワーをしばらく出したり、

無駄のようですが水蒸気で室内を温めるようにしています。おかげで光熱費が冬場はうなぎのぼり、

でも命の危機には代えられません。

ヒートショックリスクを減らすには、一番は温度差をなくす。全館暖房が理想ですが日本にはあまり

なじみがありません。外国なんかではこういう発想が多いように思えます。

日本の断熱は外国に比べてどうかというと極めて断熱意識の低い国です。お隣韓国以下。

どうやら日本人は冬は寒いものという意識があるようです。

昔からの流れでしょうか？障子や木戸の建具で寒さをしのいでいたんですから、

段々と断熱意識の向上が見られますが諸外国に比べればまだまだ、家の断熱を上げていかなければ

暖や涼を取るためのエネルギー消費量は減りません。二酸化炭素発生の低減に直結します。

建物に課せられた使命は大きいです。そしてそれは健康寿命にもつながります。