エネルギー新時代

こんにちは！　今月スタートした、電力の小売り自由化により、「オール電化＝省エネ」神話は完全に崩壊した感があります。　先行して一昨年より自由化となったLPガスですが、地域の小売店は大資本に吸収され、まさに戦国時代の様相でした。　この電力自由化をしっかり見据え、電気販売を取り込めたガス会社は、「ブルーオーシャン」となり、電気+ガスのエネルギーミックスの生活提案が今後の家庭でのエネルギー事情のトレンドとなることは、間違いないことでしょう！　それに加え、来年に始まる都市ガスの自由化により、さらにこのエネルギーミックスの形態が確立され、エネルギーの供給方法とすれば、ヨーロッパと足並みが揃う感じがします。　省エネでは一歩先行しているヨーロッパでは、木質系のバイオマス発電、排熱利用がすでに多く取り入れらており、今後　この波も日本に派生してくることも間違いない事実だと認識したいものです。　言ってみれば、森林大国の我が国が、この分野での技術が進まない現状は、ハッキリいって政治をしている人の先見性のなさ　が原因だと思います。　私が10年以上も前に欧州を視察した際に、既に木質系ペレットを利用したボイラーの普及、供給体制が整備されている姿をみて、いずれこの技術も日本で・・・と思っていたことが現実味を帯びてきました。　ここで公言しても良いですが、将来の先端エネルギーは「木」だといことです！