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お見舞い申し上げます。

熊本での地震、被災された方々にはお見舞い申し上げます。
倒壊した家が結構あるようです。ニュースの映像で見る限りでは
瓦屋根で土壁の家が多く倒壊しているような感じが受けました。
それと築35年くらい経っているような家、
建築を生業としているので付いている物を見れば大体の築年数が解ります。
瓦屋根と土壁の家はなぜ倒壊しやすいかというと、壁に土が使われている場合、屋根瓦の下にも葺き土といって土が載っている場合が多いです。この重さが相当あります。瓦でさえ数トン、それプラス土、
それが揺らされればバランスが悪くなり一気に倒壊へ至ります。
築35年くらい前と言えば旧耐震という建物に当てはまります。あまり根拠のない筋違の配置、いい加減な固定方法。これが柱の引き抜けを招き倒壊へと至ります。
古い建物なんかではある程度揺れることによって倒壊を免れるケースもあるようですが、震度7クラスでは難しいかもしれません。
かといって耐震を限りなく上げるとどうなるか?これに関しては研究室などで実験が行われています。私も見に行ったことが有ります。壁に合板を張り釘をものすごいピッチで打ち、ボルトで固定しまくる。お化けみたいな耐力壁が完成です。これはあまり現実的な工法ではありませんが、これするとどうなるか、基礎が壊れます。
耐震は一発の揺れに対抗する力はありますが余震には効果はあまり期待できないようです。何故なら、釘や金物はものすごい大きな地震が来たとき、変形して家の倒壊を防ぎます。釘も頭が飛んでしまうそうです。余震は必ず来ます。繰り返しの揺れには耐震を上げるだけでは
物足りないような気もします。

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